医療機器案内
電子内視鏡ビデオスコープシステム
内視鏡ビデオスコープの様子
電子内視鏡ビデオスコープシステムとは
当院の電子内視鏡システムは、一般の通常光による観察と、がんの栄養補給路である粘膜表層の毛細血管や粘膜微細模様などを、色調の違いとして強調表示する狭帯域光観察(NBI)機能を搭載したシステムです。
また、手元の操作で拡大内視鏡に切り替えることが可能です。このNBIを併用した拡大内視鏡により、粘膜表面に現れない血管などの病変の特徴を色調として捉えることができるため、がんなど微細病変の早期発見や術前の病変範囲の精密診断が可能です。
MAGNETOM Altea 1.5テスラ(MRI)
当院では、今まで使用していたMRI(磁気共鳴画像診断)装置の老朽化に伴い、また自動車事故被害者救済のために日本損害保険協会の寄付金を受けて、令和6年9月24日より、新たに1.5テスラMRI装置を整備しました。
整備した装置は、ドイツ、シーメンス社製の最新鋭装置で、今までの装置よりも開口部(入口)が広くなり、筒の部分の長さは短くなりました。
呼吸ベルト等の装着も不要になり、検査時の圧迫感が軽減され、今までよりも快適に検査を受けられます。
また、画像に関しては、人工知能(AI)を用いた技術により、検査時間を延長せず、患者様の負担を少なくしながら、高画質な画像が撮影できるようになっております。
MRI 検査とは
MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、強力な磁場と 電波を用いて人体の内部を画像化する検査です。
MRIは体内の臓器をさまざまな角度から観察でき、CT検査では分からない病も発見できる場合があります。
またX線を使用せずに撮影を行いますので、放射線による被爆の心配がありません。
マルチスライスCT 80列/160スライス
CT検査とは
X線を体のまわりに回転させながら照射し、得られた結果をコンピュータが処理して断層画像にする検査です。
臨床症状やレントゲン・エコー・血液・尿検査などの結果から体の内部を詳しく知りたいときにこの検査を行います。
RI診断装置
RI検査とは
極めて微量の放射能をもった薬を、患者様のからだの中に入れて、その動きをからだの外側から、高感度のカメラで追跡し、肉眼では見えないからだの内部を調べるのが検査です。
カメラで撮影すると、ある部分だけ濃くなったり、形が欠けたりするため、病変の状態を調べることができます。
高気圧酸素治療
高気圧酸素治療とは
大気圧よりも高い気圧環境の中で、酸素を適用することにより病態の改善を図ろうとする治療です。
高気圧酸素治療により、以下のような効果が得られます。
1.体内(血液中)の酸素量を増加させ、生体内の低酸素症の改善効果
2.酸素の抗菌作用を利用し、細菌の発育を阻害する抗菌効果
3.生体内にできてしまった気体を圧縮し、再溶解することにより末梢循環の改善をし、組織の浮腫を軽減させる生体内気体の圧縮・溶解効果があります。
結石破砕装置
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)とは
体外で発生させた衝撃波を体内の結石に収束させ結石を破砕し、破砕された結石は尿流により、体外に排出されるという概念に基づいた治療法で、体外衝撃波結石破砕術(Extracorporeal ShockWaveLithotripsy:ESWL)といいます。
自然排石が困難な尿路結石に対する手術的治療は、以前は開放手術が中心でしたが、その後内視鏡手術の導入を経て、現在ではほとんどの結石に対して、このESWLが第一選択となっています。
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